
【季節のミキ】山梨産村田さん熟し柿ミキ
今回登場するのは、八ヶ岳ミキLABOのある山梨県北杜市産の甲州百目(こうしゅうひゃくめ)柿入りのミキ。
古くから主に山梨県(甲斐国=甲州)甲府盆地周辺で栽培されていることから「甲州」、
重さが通常でも350g~400g、大きいものになると500g以上になることから「百匁(約375g)=百目」の名がついたとされている大型の柿。
釣鐘のような形をしています。
甲州百目柿は、干すと糖度が上がりこってりした味になるため、美味しい干し柿の原料として知られ、あんぽ柿や枯露(ころ)柿として、贈答品などとしても広く販売されています。
干し柿の産地山梨では、秋から冬にかけて、干し柿を干す光景があちこちで見られます。
このように干し柿として知られている甲州百目柿ですが、実は、収穫してからジュクジュクになるまで熟させると渋が抜け、糖度が上がり、とろける甘さ!
まるでジャムのよう。
これを山梨では“ずくし”柿と言い、「干し柿よりも美味しい!」と、好む人も多数。
皮が溶けるぐらいに熟させるので出荷が難しく、外にはほとんど出回っていません。
私も八ヶ岳に引っ越してくるまでは知りませんでした。
(熟している途中。ここから、果肉がぷにゅぷにゅになるぐらいまで熟させます)
今回のミキに使わせて頂いた甲州百目柿の生産者は、ミキLABOのさつまいもの生産者でもある村田アツシさん。
県内では美味しいさつまいもがとれることで有名な明野(あけの)町と韮崎市で、IT業などの傍ら、自然栽培で農業をされています。
村田さんが自然栽培に取り組むきっかけになったのは、植物ホルモンを生かした
革新的な剪定技術などを使った農法を全国で指導されている道法正徳(どうほう まさのり)さんとの出会い。
道法さんは、「奄美神様のマンゴー」の誕生のきっかけともなった方で、奄美にも何度もセミナーやマンゴーなどの指導でいらして頂き、私も何度も道法さんのセミナーを各地で主催させて頂きました。
引っ越してきた山梨でまた、道法さんとのご縁ができるとは、まさに神様の引き合わせ。
ポポーミキのポポーの生産者、藤本信子さんもまた道法さんの栽培方法を取り入れていらっしゃいます。
今回分けて頂いた甲州百目柿の木は、その道法さんご自身が選定された柿の木です。
そんなありがたい木から収穫した甲州百目柿を、村田さんとミキLABOとで一ヶ月以上熟させたものをミキと合わせてできたのが、今回の「熟し柿ミキ」。
清らかな寒のお水で仕込みました。
ミキも柿もトロトロ。
砂糖が入っていないとは思えないほど、コクのある甘さ。
スプーンですくって大事に召し上がっていただきたい。
子供から大人まで幅広い年代層に愛される味だと思います。
ぜひ!この機会にご賞味くださいませ。
おいしいよ💛
*道法さんの栽培方法、DOHOスタイルについて詳しく知りたい方は、こちらのサイトをご欄下さいね。
目から鱗が落ちまくりです。
Doho style labo | 道法スタイル研究所
製品概要
内容量:300g
原料:米(八ヶ岳産)、さつまいも(八ヶ岳産)、柿(八ヶ岳産)
お届け方法:冷凍便


【季節のミキ】八ヶ岳 藤本さんのポポーミキ
幻のフルーツ「ポポー」と、伝統飲料「ミキ」の奇跡の出会い。 ポポーとは、北米原産の落葉高木の果樹。和名はアケビガキ、海外ではカスタードアップルとも言われます。明治時代に日本に持ち込まれましたが、熟してから傷むのが早く市場での流通が難しいため、”幻のフルーツ”と呼ばれています。 (ポポーの果実...
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